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ATTENTION!
キョンがらめぇとか言います。
そういうエロがダメそうな方はお戻りください。
大丈夫な方はどうぞ!
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| R-20
「ぅ、ッ…こいず、み…、頼むから…ッ」
もう解放してくれ、と涙混じりに哀願した。
古泉のベッドの上、もうどれくらいそうしているかもわからないほど長い時間、
俺は肢体を投げ出して横たわっていた。
いつも古泉を受け入れている後口には、今は男性器を模した玩具が埋め込まれている。
それをしたのは勿論古泉だ。
両手は別段戒められてはいなかったが、それでも俺にその玩具を引き抜くことは出来ない。
古泉に、そう教えられたから。
俺が再度お願い、と懇願すると、椅子に座ったっきりニコニコと俺を見つめるだけだった古泉が動いた。ベッドのふちに腰掛け、頭を撫でてくる。
「そろそろ限界ですか?」
その台詞に、何度も首を縦に振る。
「では、きちんとお願いしてください。
…おねだりの仕方は、教えたでしょう?」
こういう関係が始まって、最初に古泉が教えられたことだ。
そして俺が学んだことは、決して古泉に逆らったりして、
機嫌を損ねてはいけないということ。
「…ッ、この、玩具…抜いて……古泉の…、入れて、ください…」
「よく出来ましたね」
そう微笑んで、やっと古泉が中に埋め込まれた楔に手をかけた。
「んうぅぅ…ッ、く、…!」
わざと揺すりながら、ゆっくりと引き抜かれる。
過敏になった襞を凹凸で擦り立てて抜けていくそれに、俺は気をやってしまわないよう歯を食いしばって堪えた。
ここで射精してしまえば古泉を受け入れるのがさらに辛くなる。
「はッ…、はぁ、…ぁあ…」
ちゅぷ、とぬるついた音を立てて、玩具が完全に俺の中から出ていった。
乱れる息を整える間もなく、足を抱え上げられ、
「や…っまって、こいずみッ、待っ…、…!!!」
制止も虚しく、猛りきった古泉が押し入ってくる。
俺は喉から引き絞るような悲鳴を上げてのけ反った。
散々虐められて、性感を伝える神経が剥き出しになったみたいに過敏な内壁を割りひらかれ、俺は射精に至ったことも自覚できずに衝撃にただ肢体を痙攣させることしかできない。
「ひッ、…あ、ぅあ…あぁあ…、…」
「ふふ、長い間玩具を入れていたお陰で、ほら…こんなに奥まで入りますよ」
嬉しいでしょう?と根本まで埋め込んだもので、更に揺するようにして
乱暴に突き上げられる。
「ひぁあッ、や、いや…お、奥、やだぁ…ッ!!」
たまらずかぶりを振って喘ぐと、下半身を持ち上げられ膝が胸につくほど折り曲げられた。わずかにえぐられる角度が変わって、それすらも刺激になる。
「さあ、ココに力を入れて…、締めてみてください」
「え…」
玩具でいつもより緩くなってますから、と窘めるように囁かれる。
「…!!……っう…、ひッぅ、うぁ…ッ」
羞恥のあまり涙が止まらない。
子供のようにしゃくり上げ肩を震わせていると、軽く尻を叩かれ促される。
「ふぁッ!!」
「ホラ、泣いてないで…早く僕をイかせないと、
いつまでたっても終わりませんよ」
そうだ。
古泉が満足しない限り許してはもらえない。
俺は眉をたわめてぐずりながらも、言われた通り下腹にわずかに力を込めた。
「んぅ…ッ、…」
そうすると、中に入っている古泉の形がはっきりわかってしまう。
どんな奥深くまで受け入れさせられているか自覚して、顔が熱くなった。
「そう。…そのくらいがちょうどいいです。上手ですよ」
優しく髪を梳かれながら言われて、俺はもっと古泉を喜ばせたくて力を加減することに集中する。しかし、そうしていると、
「っふあァ…ッ、や、…!!!」
古泉が意地悪するように唐突に、腰を突き上げてきた。
そうされると、嫌が応にも後口に力が入ってしまって、強く古泉を締め付けてしまう。
「駄目ですよ。キツすぎです」
「んぅう…ッ、だ、だって…っこいずみが…ッ」
「僕が何ですか?」
しれっとした顔で言われ、俺は嫌々をするように首を振った。
「……ッこい、ずみが、奥…するから…ッ」
「奥をされると、どうして中が締まっちゃうんです?」
「ぅう…ッ」
軽く揺さぶりつつ耳の穴に舌を捩込まれ、くちくちと聴覚からも犯される。
喉の奥から、ねだるような吐息が漏れた。
「きもち、良すぎて…おかしくなっちゃうから…ぁ、ああ…ッ!」
駄目だ。
狂ってしまう。
「ふふ…、あなたはこうやって…気持ちよくなれることが大好きな
淫乱ですもんね」
キョン君、と普段は呼ばない名前で呼ばれる。
それだけでぞくぞくとした刺激が背筋を這い上る。
何度も首を振って首肯すると、満足げに古泉が俺の涙の筋が残る頬をなめた。
「じゃあ淫乱なキョン君は、どうやっていかされたいんですか?」
「んぅ…っ、こ、こいずみの、っで…中…突いて」
「違うでしょう。…僕におねだりするときはどうするんでしたか?」
軽く内部を掻き回すように動かされ、息を飲む。
俺は羞恥と内に篭る熱とで耳まで赤くなりながら、何度も教えられた通り、自ら足を抱えるようにして古泉がやり易いよう恥部をさらけ出した。
「ッひ…、こ、古泉ので…、俺の…ここを、めちゃくちゃに…してください…ッ」
「よく出来ました」
にっこりと笑み、いい様に乱暴に注挿が開始される。
「…ッ!!!やぁああッ、っひ、ぃあッ、駄目、ぇえッ、…!!」
ぐちゃぐちゃと猥らがましい音を立てながら、骨がぶつかるほど激しく突き立てられ、俺は限界まで背中を反らせて悲鳴を上げた。
玩具で悪戯され、真っ赤に腫れ上がった粘膜をさらに熱いものでこすられ、許容を遥かに超えた、苦痛にも似た強烈な悦楽に、目の前がチカチカとかすむ。
「あっ、ぅあ、ぁああ…ッや、嫌、やらぁあ…ッ!!!」
「何が嫌ですか。こんなにきつく…僕に絡みついて離さない癖に」
淫売、と罵られ、また中がきゅうきゅうと勝手に収縮し、
古泉を締め付けているのがわかる。
「や…、ぁあッ、あ!…も、いく、こいず…ッ、いっちゃう…から…!!」
あっという間に迫り来る高波に、逆らうことも出来ずただ泣きわめくようにして限界を訴えると、古泉の指が、俺の性器の先端を揉みこむように刺激して来た。
「ふぁ゛ッ、いッ、ぁあ、らめぇえっ!!」
「いいですよ。…どうぞ存分にイッてください」
低く囁かれ、俺はそれが引き金になったかのように全身を震わせた。
「ひぃッ、あ…、ゃぁあああ…ッ、…っ!!!」
びゅくびゅくと、何度も吐き出される精液が古泉の掌を汚し、腹の上にも飛び散る。
射精しても尚落ちていかない快楽の波に、俺は肢体を引き攣らせて堪えた。
「ぁあ……あ、…ぅ…、ぅあ…、…」
「たくさん出しましたね。ふふ、…気持ち良かったですか?」
そう問い掛けられ、覚束ない頭でそれでも俺は力無く頷いた。
じゃあ、次は僕の番ですね。
そう言って、古泉がだらりと力の抜けた俺の両足を肩にかける。
意識がとびそうなほど激しい絶頂に追いやられても、俺には休む暇は与えられない。
またいつも通り俺が気を失うまで、古泉は俺を貪り続けるだろう。
これから再び繰り返される暴力に近い律動に恐怖と期待を覚えながら、
俺はただまぶたを閉じた。
夕方の文芸部部室で、ハルヒに手渡された数枚のA4プリントの最終行まで
目を通すなり俺はぶるぶると肩を震わせた。
「何考えてんだお前は──────ッッッ!!!!!!」
怒号を浴びせられた本人は、悪びれる様子もなく団長席でふんぞりかえりながら、
「何よ?創作にしてはよくできてるでしょ」
「アホかお前はっ!!!!」
ここしばらく黙ってPCに向かっていたと思いきや、
こんな猥褻物作成してたのか!
古泉は横からのぞきこみながら、ニコニコと「はあ、なるほど」と訳の分らない感想を漏らしている。
「いい?キョン。エロはね、時代や国境を越えた永遠のエンターテインメントなの。これを製本して今度の冬に売れば、我がSOS団の知名度はうなぎのぼり間違いなしよ!」
「………………」
俺は無言でプリントを千々に破くと、がなるハルヒを尻目にゴミ箱に納めた。
もちろんPC内のデータも問答無用で消去した。
ハルヒの機嫌も世界の均衡もこの際知ったこっちゃねえ。
こんなもんが出回ったらそれこそ俺が首を吊るしかないからな。
「いやぁ、涼宮さんの想像力には恐れ入りますね。
彼女は完全なフィクションのつもりで書いたんでしょうが」
「……………」
「一瞬、僕の部屋に監視カメラでも仕掛けて覗き見られたのでは、と
冷や汗をかいてしまいましたよ」
黙れ。今すぐ黙らないと強制的に黙らせるぞ。
「今度『らめぇ』って言ってみてくれません?」
「誰が言うか!!!!!」
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ホント申し訳ありません
自分ルールでらめぇって言い出したら成人指定というのが
あるんですがどうでしょう(どうって)
update:07/11/12
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